20代からつむじの薄毛に悩み30代で改善した女性のストーリー

中学生の頃

小学生の頃のトラウマをを引きずり、「もう髪の毛短くしない。伸ばす!」と決心しました。

がしかし「自分で美容院を新規開拓して通う」なんてハイレベルなスキルがあるはずもなく髪を切りに行く=母の行きつけのオバちゃん美容師しかないという暗黒オンリー選択肢しか無かった時代でもあります。

とりあえず「後ろの髪は伸ばしてるから前髪だけ切って」と自らリクエストが出来るまでにはなりました。

新体操部で、長い髪の生徒は後ろでひとまとめにするよう規則で決められていたのでほぼ毎日きつく縛っていました。

練習で常に疲れ果てていたのもあり、やがて前髪を切りに行くのすら面倒になり全体的に伸びっぱなしになっていきました。

伸びた前髪をなぜか8:2くらいの位置で分けてピンで留めていたのですが、コレがのちに前髪に変なクセがついてしまう要因となります。

そしてこの頃から少しおしゃれに目覚め始め、「帽子」というアイテムを活用するようになりました。

友達にも親にも「みほって帽子似合うよね~いいなぁ~」なんておだてられていたので真に受けてプライベートでは常に帽子をかぶっているほど気に入っていましたが、いまこの事実を冷静になって考えると、この時から薄毛の気があったから、みんな無意識に『素頭よりも帽子のほうが似合う』と言っていたんじゃないか?

(つまり『帽子が似合う』わけではなく『素頭が似合わない』だけだったのでは?)とも思います…。

高校生の頃

女子校であったために女同士の派閥というかグループと言うかカーストというか…面倒くさい事この上なかったです…。

それでも一応ハバにされることはなく一つのグループに落ち着いてなんとか仲良く3年間やってきたしそれなりに楽しかったのですが私の所属していたグループのリーダー的存在の子が、美容師を母に持ち自分も美容師を目指す強気美人で長くてクセも無いストレートヘアの私の髪は彼女の格好の遊び道具となりました。

彼女自信は髪の量が多いタイプでそれについて困っている様子で、私の髪をいじって色んな髪型にして遊んでは
「みほは髪少なくて細くていいなぁ~」と言われていました。

私は高校生にして初めて『自分は他人より髪の毛が少なく、細いんだ』という事実に気付かされます。

3年間も一緒に過ごすうちにいつの間にかイジられキャラ的な立場になっていた私は相変わらず強気美人リーダーな彼女に髪をもてあそばれていましたが変わったのは彼女のセリフでした。

「まじ、みほ、髪少ないっていうかうっす!!頭まですぐじゃん!」

「雨降ってきたらみほ一番早く気づくっしょ〜笑」

「ハゲちゃうよ?ハゲちゃうよ??私の髪の毛分けてあげたいわぁ~ていうかもらってよ!笑」

なんて日常的に言われおりました。

そんな言葉に内心傷つきつつも「だよね~?将来絶対ハゲるよね~?(笑)まじアンタの髪の毛よこせよっ!」なんて自虐ネタで笑顔の対応をする毎日でした。

『みんな冗談でオーバーに言ってるだけだ、本当はコレくらいの薄さ普通なんだ』と思いたい気持ちと『変に素で傷ついた素振りを見せてグループに変な空気が流れてはいけない』と思うのと『そんな事言われたところでどうしたら髪が増えるかの方法も原因もわからないからどうしようもない』っていう気持ちで何もせず放置するしかなかった高校時代。

この若さで、オバサンが使うような育毛剤に手を出す考えは全く浮かびませんでした。

プライベートでは相変わらず帽子を被ってごまかしていました。帽子が似合う服装をしようと思ったら自然とストリート系のファッションに流れていったのもこの頃です。

あとは友達同士で漫画の貸し借りをすることがすごく流行った時期でもあり借りたら借りた分だけ一気読みしてしまうので睡眠時間はどんどん減っていき同時にパン屋でバイトなんか始めたもんだから体重だけはどんどん増えていきました。

専門学校生

制服がなくなり、私服で常に生活するようになったらいよいよ帽子を着用する機会が増えました。

もちろん登下校中でも帽子です。他のクラスの子からも「帽子の子」として認識されるほどだったらしいです。

入学したての頃、帽子を被ったまま授業に出ようとしたら「学びに来ている身分で授業中に帽子をかぶるなど失礼だと思わんのか。脱帽しなさい」と年配の先生に怒られました…。

人前で帽子を被ることが失礼に当たるなど知らなかった若かりし頃。若気の至りってやつですね。

その先生のことは今でもキライです。仕方ないので学校についたら帽子は取ります。

帽子をかぶっている時についた分け目のままだと、押さえつけられていたぶん分け目の薄さが目立つかな~と思い
分け目を変えてかきあげ風にしていました。

帽子かぶるときはセンター分け、帽子取ったら7:3という具合かな。

前髪も後ろの髪も全部同じくらいの長さだったので、こう…どっちかに流せばいいオンナ風に見えるかな?なんて思いながらやっていましたがパン屋のバイトは継続しているのに部活などの運動をすることは無くなったため体重は増えたまま…

いいオンナどころではなく薄毛の小太りです。オッサンじゃないだけの存在…

家で髪を下ろして電灯の下で鏡を見てみると、頭頂部からつむじまでの薄さが特に目立ちました。

「落ち武者かよ」って自分でドン引きです。

そんな女がいくら頑張っても魅力など微塵も出るハズはなく、自分に自信も持てず、専門学校時代に彼氏は出来ませんでした。

クラスのみんなとはそれとなく仲良くやっていましたが、「薄毛」という悩みを共有できる・打ち明けられるほどの仲にたったの2年間でなれるわけもなく上辺だけの付き合いな感じがどうしてもしてしまい、今では疎遠になってしまってます。

というかいまだに連絡をとっている専門学校時代の友達って一人もいないな…

あのころ自分に自信を持てる私であれば、薄毛でなければ…今の人生も違うものになっていたかもしれないと思います。

社会人以降

無事に専門学校を卒業し、晴れて地元の小さな会社に就職しました。

私の頃にはもう就職氷河期というものは幸い終わっていて、求人倍率も高かったので就活についてはあまり苦労した思い出は無いのですがとにかく「人に頭を見られる仕事は嫌だ」と思い、制服として帽子がある職場・一日中部屋にこもりきって仕事ができる職場・身だしなみを細かく指定されなさそうな職場という基準で探していました。

そんな基準で仕事探して良いのかよ!というツッコミがあるかもしれませんが当時の私にとっては「この落ち武者頭を晒しながら笑顔で接客業とか、営業職とか…絶対無理!お辞儀で頭下げたら笑われるし絶対無理!」

と思っていましたし、薄毛のことを気にしずに仕事に没頭できてそれでお給料もらえるなら万々歳ですよ。

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